白泡との境目でズン！という魚信があり合わせをすると、
乗った手応えが伝わって来る。
オッ来た！と、慎重にやり取りをしていると魚影が見えて
きたが、岩の上に乗っていてタモで掬えないので、水面を
滑らせながらゆっくり岸へ引き上げる。

最後に姿を見せてくれてありがとう〜と記念撮影をし、又、
来年会おう〜とリリースする。

一寸した石の間の弛みで５寸クラスのイワナ、その近くの瀬で４寸クラスのヤマメが上がってくる。
さて次の淵へと見ると、ロープが張ってあって紙の看板が吊ってあるのが目に入る。
何かなと見ると「ここからは林道の工事中で、落石の危険があるので絶対に入らないで」と書いて
あるではないか。　何もなくて良かった〜と、早速ロープをくぐり安全圏へ入る。

さ〜て今日は最後迄此処で粘るかと、まずは淵尻を探ってみる。　魚信があるものの中々乗って
こなかったが何回目かに針掛りし、小さそうなので引き抜いてみると４寸クラスのイワナであった。
次にオモリを重いものに変えて、落ち込みの大岩への巻き返しの所を探ってみる。
２回程ズン！という魚信があったが合わせがまずいか乗ってこないので、少し場を休ませようと
コーヒータイムとする。
一服しながら眺めていると、白泡の下へ走っていく魚影が見える。　オ〜、いるな〜と早速、先程
魚信のあったポイントを再度探り始める。
エサを換えたり、オモリをもっと重くしたりと色々トライしたが、その後魚信は途絶え時計を見たら
１６時になっていたので又、来季リベンジと今シーズンの釣りを終了とする。

今季も楽しませてくれてありがとう m(__)m！と渓へ別れを告げ、先程の看板を見てしまったので
元へは戻らず、木などに掴まりながら急な斜面を攀じ登り林道へ出る。