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 仏像彫刻−稚児文殊    2006-08-16(木)

 

  
 仏像彫刻 18作目 「稚児文殊」    寸法: 高さ 4.1寸、  木材: 檜 

  
  研究生コースの第2作目。 海外へ移住した娘の、守り本尊として彫った作品。
  知恵の象徴といわれる文殊菩薩の中で、童彫をされているものを稚児文殊というそうである。  手に持っているのは
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  如意棒で、昔は蚊などの虫に悩まされた寺院で、この爪杖とか背掻きとも呼ばれた如意棒は必需品で、後には僧侶の
  威厳を示す持ち物となったとの事。
  唐獅子に半跏のポーズで腰掛けた像であるが、唐獅子を彫るのは初めてであったが、何とか写真に近い感じに彫る事
  が出来た。 今回は、仏像教室の先生のアドバイスなしに完成させたが、折をみて隣県に引っ越した先生に見て頂こう
  と思っている。 

  台座と名札は端材を利用して造り、名札の文字は絵手紙を趣味にしている、かみさんに墨で書いてもらった。