040820

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｈｏｍｅ　　　　　2004年釣行記

◆　丹波川支流　Ｓ谷　　　　　　　2004-08-20（金）　　晴れ　

昨日もアテネオリンピックの柔道決勝戦を夜遅くまで観ていて少々寝不足気味で、近くにしようかなと
思うが先日丹波川Ｓ谷の淵で見かけた魚影が気になって足を延ばす。
途中、駐車スペースにいる車は盆休みが過ぎたせいか少なめで、ゆっくり出来そうだなと車を走らせる。
Ｓ谷沿いの林道には大分落石の痕があったが少し入った所へ駐車し、支度をし川への降口迄歩く。
川へ降りてから先ずは目指す淵へ向かう。　仕掛を何時もより長めにし、重りも大きいのにして早速
探り始めるがチビが姿を見せただけだった。

一寸気勢をそがれるが昼食で気を取り直し、午後の部の遡行を始める。　相変わらずチビだけで場所
換えをしようかなと思っていると、落ち込みに続く淵に魚影を発見し、夕マヅメも近くなって来たので探っ
てみることにする。　何回か素早い魚信があったり、餌にアタックしてくる魚影が見えたりしたが、合わせ
のタイミングが良くないせいか中々針掛りせず、時計を見ると１７時近くになっていた。
さあ～これで最後にしよう！と流れの筋に仕掛を流すと目印が吸い込まれたので、すかさず合わせると
針掛り！、慎重にやり取りしてタモに収めてみると７寸クラスのヒレピンの綺麗なヤマメであった。
ついにやった～ (^_^)v と、少々興奮気味にザックからデジカメを取り出し記念撮影をする。
考えて見ると今までにも最後のエサとか、これが最後と思った一投とかで上がった事が何回かあるが、
なんとも気分のいいものである！

釣りは気分良く終える事出来たが帰りにとんだアクシデントに見舞われてしまう。　少し遅くなったと４１１
号線のカーブの多いアップダウンのある道を飛ばしていると、丹波山村の”のめこい湯”を過ぎた辺りで
パン！というような音がしたので何だ！とブレーキをかけると、ブレーキペダルに踏んだ時の抵抗がなく
ブレーキが効かないではないか！　ヤバー！と床一杯迄踏み込んでみると少しは効いてきたので、あわ
てて路肩の駐車スペースに車を止める。　車から降りてみると右側の後輪から煙が出ているではないか。
これはブレーキがやられたかなと、ディーラーの営業マンに電話し相談したら、走らない方が良いでしょう、
取敢えず迎えに行きますと言ってくれたので待つことにする。　

もう少し手前だったら携帯の電波が届かないので、それだけでも良かったかと気を取り直し、家に電話を
し夜のとばりの降りるなか、オリンピックの野球放送を聞いたり、満天の夜空の星を眺めながら迎えを待
つ。　２時間程して迎えが到着し、車を診て貰ったらオイルは洩れていないようなので、ブレーキオイルが
沸騰して一時的に効かなくなったのでは、との事であった。　待つ間に車が冷えてブレーキも効きそうなの
で一緒に迎えにきてくれたサービスマンが運転して持ち帰り点検をしてもらうことにする。

送ってくれた営業マンに感謝の気持ちを伝えて別れ、家に着いたのは２２Ｈ一寸前であった。
早速、夕食を摂り、風呂に入ってよい事、アクシデントと色々あった長～い一日の疲れを癒した。